おはようございます。理学療法士の北田です。

普段治療で姿勢矯正を取り入れていますが、必ず問題になる事があります

良い姿勢が長い時間続かないんです!

 

 

私が普段見てる腰痛の患者さんです。その方は、凄く努力をしてくれて、整体・筋トレによって極端に腰への負担が減りました。

 

しかし、正月休みにこんな事が

 

普段とらない姿勢(腰を捻って座った状態)で、1時間程度作業をしていた。体勢を戻した瞬間、

 

ギクッッ!

 

寝正月になってしまったと

コレ、私にも責任があるんですよ。それは、筋力にしか治療してなかった事です。

頭痛治療にも同じ事が言えるんですよね。せっかく整体・筋トレで姿勢を矯正しても、すぐに姿勢が戻っちゃう。治療効果が続かない!

 

こんな悩みをお持ちの方に、今日は記事を書きます。

 

 

必ず問題になる、筋持久力とは?!

筋力は聞いた事があるけど、筋持久力(きんじきゅうりょく)って何?

何となく聞いた事はあるかもしれません。

 

 

・筋力っていうのは、1回に出せる力の発揮能力

・筋持久力っていうのは、繰り返しの負荷を何回続けられるかの能力

=筋肉の体力ですね。

 

 

これが超重要です。ある程度、姿勢を整えて筋力トレーニングをすると、姿勢が凄く良くなります。

 

しかし、

 

この姿勢が何分~何時間続けられるかは、別の話!

すなわち、別のトレーニングメニューを組んでいく必要性があるんですよね。

しっかり筋持久力を鍛えてもらう為に、もう少し細かくお話をしますね。

 

 

運動の階層性」って言葉があります。

この体力の部分が筋持久力です。

 

注意!!!絶対的なルールがあります

身体の柔らかさ・筋力無しに、筋持久力は積み上がりません!

 

なのでまず、土台の身体の柔らかさ・筋力を必ず仕上げて下さい。そこから先の話になります。

 

 

筋トレとは別メニューが必要?!

最大限の力を出す筋トレとは、逆です。筋持久力を鍛える方法、

低重量×高回数=筋持久力UP

 

このトレーニング方法を実践しなければなりません。もう少し深堀を、

 

低重量=65%以上の力

高回数=12回以上

 

人によって鍛えるべき筋肉は違いますが、理屈は同じです。例えば、肩甲骨~胸筋周りの筋持久力が落ちていて、姿勢が悪くなっている場合。

 

●腕立て伏せ

1分間の間に、腕立て伏せを12回する。残り時間は、休憩。これを20セット!(低重量×高回数)

 

 

なんか出来そうでしょ?

 

 

でも、めちゃくちゃシンドイです(笑)腕立て伏せじゃ無くても良いですよ!これが筋持久力の鍛え方です。

 

 

生活の中でトレーニングを!

トレーニングをする時間が無い!!って方は、

是非、日常生活にトレーニングを入れて下さい。

 

 

ポイントは日常生活のルーティンの中で、ながら時間を作れそうな所を発見する事!

例えば、皿洗いのついでに片足立ち!

 

この時も、低重量×高回数を意識して下さい。

片足立ちの場合は、少し工夫を。高回数の代わりに秒数を長くする。

例えば、30秒間片足立ちをして辞める。休憩→30秒間片足立ち。こんな感じで!

 

 

とにかく続けられるトレーニング方法・環境を設定して下さい。張り切って3日坊主よりも、だいたいで、数週間続けられている方が結果は出ます。

 

 

痛みでお悩みのみなさんへ伝えたい事

SNSが発達して、カラダを治す多くの情報が溢れています。

確かに良い情報が多いです。しかし万人に向けての発信になってしまいますので、どうしても治療動画に個別性が無いんです。

 

 

なので、自分のカラダにはこの治療法は合わない。やっぱり治らないのかな私….

なってしまうんですよね。

 

 

何をやっても治らない場合。諦めず、プロに診てもらって下さい。

今は様々なセラピストがいます。鍼灸師・理学療法士・作業療法士・アスレチックトレーナー・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師等。

 

この方達は、必ず個人の問題点を治療してくれます。一人で抱え込まないで頼って下さいね。

以上です、ありがとうございました(^0^)

おくだ脳神経外科クリニック