歩行距離が伸びて頭痛改善!?
こんばんは、理学療法士の北田です。
私が以前治療した、70代女性を題材にお話します。結果的に頭痛が激減したのですが、
頭痛改善の糸口が「歩行」にありました。
少し私もビックリしましたが(笑)
▼頭痛よりも歩くのがシンドイ!
その方は、勿論頭痛がシンドくてこられたのですが、
「1km歩くと足が痛くて休憩しないとダメ。治して欲しい!でも座って休むと、また歩き出せるんです。」と訴えてくれました。
直ぐに歩行に対しての検査をしていきました。調べていくと、
右腰がかなり硬くそれが引き金で、右足の神経症状が起きていました。
腰の神経障害によって、歩行に障害が出ていたんです。
▼まずは腰の治療
頭痛を後回しにして、腰の治療をしました。
腰椎の柔軟性を出してあげると、2回の治療で歩行障害は改善しました。自主トレが嫌いな方なので、あの手この手で説得しましたが(笑)
3回目に来院時、
「先生!長年の頭痛も一緒に治ったんです!」と言ってくれました。
私はやっと本番の頭痛治療に入れる。と思っていたのですが…😊
なぜ頭痛も一緒に良くなったのでしょうか?
▼超重要!片頭痛についての考え方
その方には、肩凝りによる緊張型頭痛・片頭痛2つの要素がありました。
片頭痛は、原因がめちゃくちゃ多いんです。
「光、匂い、ストレス、睡眠、食事…」言い出すとキリが無いぐらい。
その方は、
『長い事歩けない事によるストレス』
この原因が大きかったんです。なので治療後、長年の頭痛も一緒に改善しました。
この症例を通じてみなさんに言いたい事、どんな些細な事でも言いです!
「頭痛の原因かな?」と思う事を治療者に伝えて下さい!些細な事が頭痛改善の糸口になる事があります。
以上です、ありがとうございました(^^)