こんばんは、理学療法士の北田です。

私が以前治療した、70代女性を題材にお話します。結果的に頭痛が激減したのですが、

頭痛改善の糸口が「歩行」にありました。

少し私もビックリしましたが()

頭痛よりも歩くのがシンドイ!

その方は、勿論頭痛がシンドくてこられたのですが、

1km歩くと足が痛くて休憩しないとダメ。治して欲しい!でも座って休むと、また歩き出せるんです。」と訴えてくれました。


直ぐに歩行に対しての検査をしていきました。調べていくと、

右腰がかなり硬くそれが引き金で、右足の神経症状が起きていました。

腰の神経障害によって、歩行に障害が出ていたんです。

 


まずは腰の治療

頭痛を後回しにして、腰の治療をしました。
腰椎の柔軟性を出してあげると、2回の治療で歩行障害は改善しました。自主トレが嫌いな方なので、あの手この手で説得しましたが()
3
回目に来院時、

 

「先生!長年の頭痛も一緒に治ったんです!」と言ってくれました。

 

私はやっと本番の頭痛治療に入れる。と思っていたのですが😊

なぜ頭痛も一緒に良くなったのでしょうか?

 

超重要!片頭痛についての考え方

その方には、肩凝りによる緊張型頭痛・片頭痛2つの要素がありました。
片頭痛は、原因がめちゃくちゃ多いんです。
「光、匂い、ストレス、睡眠、食事」言い出すとキリが無いぐらい。

その方は、

『長い事歩けない事によるストレス』

 

この原因が大きかったんです。なので治療後、長年の頭痛も一緒に改善しました。

この症例を通じてみなさんに言いたい事、どんな些細な事でも言いです!
「頭痛の原因かな?」と思う事を治療者に伝えて下さい!些細な事が頭痛改善の糸口になる事があります。

以上です、ありがとうございました(^^)

おくだ脳神経外科クリニック