なぜ脳震盪を発信するのか?

脳振盪は、スポーツ中の接触だけでなく、日常生活のさまざまな場面でも起こることがありま す。 たとえば、部活動や試合中に頭をぶつけた場合はもちろん、自転車での転倒、階段での転落、遊 んでいて頭を打ったとき、交通事故などでも起こる可能性があります。 しかし、「少し休めば大丈夫」「意識を失っていないから問題ない」と思われていたり、外見では異常がわかりにくかったりすることで、脳振盪を軽視していたり、見過ごされてしまうことが 少なくありません。

脳振盪では、頭痛、めまい、吐き気、ぼんやりする感じ、いつもより反応が遅い、眠気が強い、 集中できないなど、さまざまな症状がみられることがあります。 そのため、受傷直後の対応や、その後の過ごし方がとても大切です。 一方で、ご本人だけでなく、ご家族や保護者の方も、「病院を受診したほうがいいのか」「学校や部活はいつから再開してよいのか」「家でどのように様子を見ればいいのか」など、不安や迷 いを感じることが多いのが現実です。

私たちは、脳振盪を決して軽く見ず、安心して日常生活や学校生活へ戻れるように、また安全に競技復帰できることを大切にしたいと考えています。

このブログでは、脳振盪の基礎知識をはじめ、頭を打ったときに気をつける症状、受診の目安、 回復までの過ごし方、学校生活やスポーツ復帰の考え方などを、できる限りわかりやすくお伝えしていきたいと思います。 困ったときに思い出してもらえる、身近で信頼できる情報源になれれば幸いです。

おくだ脳神経外科クリニック