いきなりですが…
リハビリと聞くとどういうことを想像されますか?
そもそもリハビリはリハビリテーションという言葉の略ですが、「能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいる(WHO)」言葉です。
例えば、足が痛い人がいます。それによって大好きな映画を観に行けない。そこで足を治療する人(医療者)が薬を処方したり、運動方法の指導やマッサージを行います。ただ、それだけでなく車椅子を準備して行ける環境を整えること(ご家族など)もリハビリテーションに含まれます。要するに、1人の人が何かしらの理由で目的を達成できていない。でもそれを達成するためのあらゆる手段やプロセスをリハビリテーションといいます。便宜上、リハビリ=機能訓練として使われていることが多いですが…
前置きはこんなもんで、リハビリの職種を紹介します。
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の3職種が病院などでリハビリとして患者さんの治療を行っているのが一般的だと思います。
おおまかに、理学療法士は歩行や立ち上がりなどの基本的な動作をできるようにする。作業療法士は生活で必要な手の作業や応用的な動作をできるようにする。言語聴覚士は失語症や嚥下障害を改善することを目的に治療を行っていきます。もちろん痛みがあって目的が達成できない場合は、その痛みの緩和、消失を図りますが、おおまかにこんな感じです。
当クリニックは現在理学療法士1名のみですが、患者様の目的達成の妨げになっているものを取り除けるよう努力いたします。
リハビリ担当 理学療法士
おくだ脳神経外科クリニック