脳卒中後遺症の歩行2
前回脳卒中後遺症の歩行で重心移動の話をしました。
歩行では、左足を出すときは右側へ重心移動することによりスムースに振り出すことができます。
前回紹介した分回し歩行では、麻痺している脚を振り出すために極度に重心を支えている側の脚に移動させます。そうしなければ足が引っかかってしますからです。
ただ、その重心移動のさせ方が過剰に身体を横に倒したり、後ろに引いてしまう形になると非効率的かものとなってしまいます。またその歩き方が原因で腰を痛めてしまうこともあります。
過度な動作をせずに楽に歩くことができれば自然と活動範囲も広げることができると思います。
リハビリ担当 理学療法士
おくだ脳神経外科クリニック