股関節の運動にかかわる筋は基本的に骨盤(腰椎)から大腿骨にかけて付着しています。
そのためこれらの筋の柔軟性低下が原因で股関節の可動域制限がある場合、股関節だけでなく骨盤、腰椎の可動性も低下するということです。
可動性が低下すると、腰椎や胸椎の一定部位ばかりが圧迫されることになり椎間板や椎体の変形につながってきます。

骨、関節は変形が起こると基本的には戻らないので出来る限りストレスを減らせるような姿勢や体の使い方を獲得するべきです。

いま、痛みがないから大丈夫だと思わず普段から適度な運動やストレッチをするなど少しでも心がけることが将来の自分のためになります。

寝る前に少し太もものストレッチや開脚をするだけでも、股関節の柔軟性があがり、腰部への負担は減るはずです。

リハビリ担当 理学療法士

おくだ脳神経外科クリニック