足部の重要性
以前にも何度か足部の重要性について書いてきました。
足部は立位や歩行時など唯一地面と接する場所です。そのため足部の形状や接地の仕方が変わると、姿勢の取り方や重心線の位置が変わってきます。
重心は概ねお臍あたりにあって、そこから地面に下ろした垂線が重心線です。重心線に対し、関節がどこに位置するかにより関節への力の方向や負荷のかかり方が変わります。
特に下腿は足部の上にあるため、膝への力のかかり方に大きな影響を与えます。
変形性膝関節症では荷重線との関係で膝の内側に圧がかかりやすくなっており、繰り返しのストレスで軟骨の摩耗、変形につながり痛みも生じます。
唯一の接地部位である足部の接地の仕方を補正することにより、荷重線を変化させることで膝へのストレスの軽減が見込めます。
補正のためにインソールなどは効果的だと思います。
当院では理学療法士の評価のもと、オーダーメイドのインソールを作成することができます。
お気軽にご相談ください。
リハビリ担当 理学療法士