仙腸関節ということば、最近テレビや本などで聞くことが多くなってきたかと思います。

仙腸関節は骨盤の仙骨(腰椎の下)と腸骨との接合部分です。ほぼ靭帯で固定されていて、膝や肩のように大きく動くことはないです。

が、腰痛を訴える方にこの部分を中心とした腰痛も多いです。
この部分を支える筋肉が弱っている、股関節が固いために歩くときに負担がかかっているなどの原因が考えられます。
また女性では出産の際、赤ちゃんが産道を通るために関節を緩めるホルモンが出るため仙腸関節の不安定性が大きくなります。

痛みが出る部位があるとき、そこに負担をかけている原因があるということを考える必要はあると思います。

リハビリ担当 理学療法士

おくだ脳神経外科クリニック